つけダレは修業時にお世話になった大阪鶴橋の「鶴一」の女将が、熱く焼けた脂でお客様が火傷しない様にと考案されたと言われており、当店では焼きあがったお肉をさっとくぐらせ、もみダレを洗い流すイメージで使っていただいております。通称「洗いダレ」
また、門外不出の製法で編み出された「もみダレ」は、出汁から2週間以上の手間暇をかけ、安全自家製で作っており、独自レシピで配合した「醤油ベース」と五個荘儀平味噌を使用した「味噌ベース」があります。
家庭では困難な火力の、アツアツの鉄板の上で新鮮なお肉を焼いていただき、薬味をのせて下味(もみダレ)の風味を味わうのもよし、「つけダレ」にサッと通してあっさり召し上がるのもよし、存分に「肉正」のこだわりをご堪能ください。
仕入れ業者さんが持ってきてくれるブロックを目利きし、選定します。気に入らなければ仕入れない。一切の妥協はしませんので、日によって入荷できないお肉、ホルモンもあります。そのため、納得のいかない入荷ができない日は売り切れ(入荷なし)とさせていただきます。
また、地元近江牛はもちろん高く評価していますが、産地に左右されることなく、良いモノを仕入れる努力をしています。
ホルモン系の匂いが気になる方も多いと思います。しかし、当店のホルモンは鮮度にこだわった仕入れと、徹底した下処理を施すことから、独特の匂いはほとんどありません。ですから、ホルモン系は珍しく、当店のホルモンは塩でお召し上がりいただけるものも多数ございます。
祖父の代から続く酒正を営みながら、ずっと持ち続けた“夢”
「いつか大好きな焼き肉の店をやりたい!お客様の喜ぶ笑顔が見たい!」どんどんとその夢は大きくなり、いてもたってもいられなくなった私は、焼肉の本場で修業がしたいと家族の理解を得て、単身大阪鶴橋へ。
そして、自分が生まれ育った故郷で念願の焼肉店「肉正」を開店させていただくこととなりました。
私ひとりの力では到底実現することのできない“夢”でした。
私【正樹】・弟【正憲】の頭文字から、店名は「肉正」と名付け、今では店を任せられるまでに成長した弟、いつも支え続けてくれた家族、苦しいときも笑顔を絶やさないスタッフ。
みんなのおかげで、ここまでやってくることができました。
サービスはもちろん、肉や本場仕込のホルモンにもこだわっています。安全で安心な食材をお手頃な価格で提供するため、産地を厳選し、新鮮な食材を丁寧に下処理することで、ホルモン独特の臭みを抑え、丹精込めた自家製もみダレで「食べやすく美味しい」を追求し続け、「肉正」がさらに皆様から愛される店になれるよう、スタッフ一同進化し続ける所存です。